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祖母の形見の小銭入れ~感謝と想い出を一生カタチに残すお手伝い~

2021.04.01

先日、50代の女性のお客様に、 ボッテガヴェネタの小銭入れのお修理相談をいただきました。

パッと拝見させて頂きましたところ、 全体の色ハゲと、角部分の革の破れが気になる箇所でした。

お客様がおっしゃるには、

「亡くなったおばあちゃんの使ってた財布で、 ボロボロやけど、もう少し使いたいのよね」

そんなに高額にならないのならという条件で、お修理をご希望頂きました。

そこでお持ち込みいただいた小銭入れを、詳しく確認させて頂きましたところ、

革の破れているパイピング部分(縁取りの部分)の交換も出来ますが、 2万ほど修理費がかかってしまいます。

なおかつ一度バラバラに分解する必要がある為、 他のパーツや箇所への負荷がかかってしまいます。

ということで、角の敗れ部分には上から革を貼るお修理させて戴き、 全体の色ハゲ部分中心に傷補修(染め修理)をさせていただくことになりました。

(上記の方法で修理費用は、約5000円ほどに抑えることできました)

お客様から、

「凄いきれいになってる。これでまた使えます!おばあちゃんも喜びます!」

お客様の喜ぶお姿に私もとても嬉しく思いました。 修理というお仕事をさせていただき、とても印象に残る素敵な思い出となりました。 ありがとうございました! またいつでもご相談にお越し下さいませ。

(スタッフT談)

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